額の増強
額の増強術の目的は、額の皮膚の下に最適な大きさのインプラントを使用して、より丸みを帯びたはっきりとした額を実現することです。湾曲の程度を決める際、医師は主にその方の額の皮膚がどれほど弾力性をもっているかを考慮します。やりすぎると不自然に見えるだけでなく、長期的にはシリコン片が見えるか、感じることがあります。
手術には適切なサイズのシリコンインプラントを皮膚下に入れることを伴います。この目的で使用されるシリコンインプラントには、主に2つの種類があります。
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既製のインプラント:これらは、医師が患者の顔と額の形状に合わせて選択できるいくつかの形状とサイズから提供されます。シリコンに微調整を加えることもできます。通常、カスタマイズされたシリコンインプラントを使用する場合に比べて時間と費用が少なくて済みますが、より極端な症例には対応できない場合があります。
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カスタマイズされたインプラント:これらのタイプのインプラントは、個々のために特別に作られます。デザインは額の骨のX線写真に基づきます。最も柔軟性が高く自然な結果を得られますが、通常はより費用が高く、より多くの時間を要します。
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手術詳細:
医師は最も適切な大きさのシリコンインプラントを選びます。全身麻酔の後、手術部位に局所麻酔を注入し、生え際の周りを切り開いて、インプラントを挿入するために皮膚を剥がします。出血が止まると、インプラントが挿入されます。血液を排出するためにチューブが配置され、最後に切り口を閉じます。
術後の治療:
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最初の3日間、手術箇所にコールドパックを用います。
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毎日その箇所を清潔にし、縫合糸の除去日まで水との接触を避けます。
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血液の排出チューブは1日そのままにします。
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術後1ヶ月間はフェイスマスクを着用してください。
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14日目に抜糸をします。 患者は顔と髪を洗うことができます。
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3〜6か月後、腫れは目立たなくなります。
考えられる副作用:
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間違ったインプラントサイズのものを使用すると、不自然な外観になります。インプラントが大きすぎると、外側からでも輪郭が見えることがあります。
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感染症の可能性はほとんどありません。ただし万一発症の場合は、インプラントを除去するために追加の手術が必要となる場合があります。
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術後血腫の場合は、血栓を除去するための再手術や取り除く処置が必要となります。
変化はどのくらい続きますか?
インプラントのある額に深刻な接触がない限り、通常は一生続きます。