鼻翼切除術
鼻翼の外側が目頭を超える方には鼻翼切除術が推奨されます。ほとんどの場合では、このアプローチはより自然な結果を得るために鼻形成術と組み合わせて施術されます。鼻の先端がすでに適切で、鼻筋がしっかりしている場合、鼻翼切除術のみを必要とする場合もあります。医師に最適なアプローチの評価とアドバイスを受けられることが良いでしょう。
施術は鼻翼の広がりの原因が、広い鼻孔、厚い鼻翼組織、またはその両方かによって異なる場合があります。
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広い鼻孔:医師は鼻翼の両側の余分な組織を切除し、鼻孔を狭めるのに用います。
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厚い鼻翼組織:鼻孔を切り、鼻翼周辺の余分な組織を取り除きます。
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複合(広い鼻孔と厚い鼻翼組織):鼻翼のラインに沿って、また鼻孔を切ります。
一般に鼻翼切除術、またクローズ法による鼻形成術と組み合わせて施術する場合には局所麻酔が必要です。 オープン法による鼻形成術の場合、医師は全身麻酔を適用します。鼻翼切除術は比較的簡単で時間もかかりませんが、すべての方に適しているわけではありません。鼻翼と鼻孔の形状がすでに自然に見える方の場合、手術は結果の改善に繋がらず、潜在的な呼吸の問題となる可能性があります。
推奨:
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より狭く、より薄い鼻翼を望まれる方
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非対称な鼻孔の方
手術詳細:
麻酔をかけた後、医師は鼻翼周囲の皮膚を切り開き、両側を縫い合わせてご希望の幅に近づけ、縫合します。 切り目は鼻の内側と鼻翼の溝に隠されます。
術後の治療:
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毎日その箇所を清潔にし、水との接触を避けます。
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10日後に抜糸します。
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鼻をほじったり、かんだり、大きな笑顔やあくびは避けてください。
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腫れは3か月後には目立たなくなります。
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最初の3か月間鼻翼は狭く見え、そこから6か月で意図した幅まで徐々に広がっていきます。
考えられる副作用:
場合によっては鼻孔が非対称になり始め、その後修正手術が必要になることがあります。